DATE : 01.09.29

◆STAGE-04
 『ピンチランナー』

◆ STORY
 遅れてゴメン。私・・・走る。もう絶対、逃げない!
 とある女子高の陸上部。そこにはたった一人の陸上部員・峰岸あゆみが、内なる痛みを胸に秘め、今日も黙々とロードワークをこなしていた。
 一方、本当にやりたいことを見つけられないまま毎日を模索し、自分の居場所を探し倦ねていた同校の生徒たちが、彼女の姿に共感し、次第に仲間としての意識に目覚め、陸上部へと集うようになっていく。そんな折、世界的ランナー、エスタ・ワンジロとの出会いにより、彼女たちは『駅伝』という目指すべき共通の夢を持つようになり、一層の絆を深める。
 しかしそれも束の間、あゆみの押し隠していた過去の精神的痛みが甦り、大会直前になって走ることが出来なくなる。不安から、再び心が離れそうになる陸上部員たち。しかし、彼女たちはあゆみの復帰を信じて、最後の集合場所に向かう。あゆみは、果たして来るのだろうか・・・?
 「立ち止まらない、走り続けることをやめたくない」という彼女たちの気概を込めた、成長通過点の記録作品。
主演:モーニング娘。(安倍なつみ・後藤真希・市井紗耶香・矢口真里・飯田圭織・保田圭・中澤裕子)

ピンチランナー
◆ REPORT   ★文中の番号をクリックすると、画像が表示されます。

 ※この作品には、大別して5つの土地が使用されています。下田・清水・大磯・ひたちなか・三浦がそれなのですが、清水とひたちなかのスポットはエンド・ロールにも表示されていますし、なによりドラマツアーズのフィールドから外れることになりますので、割愛させていただきます。

 さて、ダイナミックな空撮から展開されるオープニング・シーンには、アイドル映画らしからぬロケーションが使用されており、「ここって何処なんだろう?」と興味を持たれた方も多いのではないかと思います。実際、この映画には数々の『穴場的風景』が散りばめられていて、その点では非常に興味深い作品といえます。ではその特筆すべきポイントを、実際に辿って見ることにしましょう。
 まずは陸上部のトレーニング風景に使用された大磯の太平洋岸自転車道。ここもマニアックな場所なのですが、部員のミーティング場所(!?)となった海岸の洞窟なんて極めつき!普通では、まず見つけることの出来ない穴場です。

 主人公のあゆみ(安倍なつみ)の自宅という設定で登場する建物は、驚くべきことにあの黒崎の物件です!さらに、あゆみに苦しみを打ち明けにきた真穂(市井紗耶香)と会った公園は、巨大なプロペラでお馴染みの宮川公園、どちらも『ヨコハマ買い出し』ファンには有名な場所ですが、普通はまず知ることのない場所ですよね(^o^)。
 舞台は再び下田に戻って、吉佐美の大浜へ。俊也が塞ぎ込んでいたあゆみを励まし、勇気づけた浜辺がこの大浜の南端付近です。この場所は、さなえ(後藤真希)がエスタを皆に引き会わせるために指定した集合場所でもあるようです。実際、郁恵(中澤裕子)が「ただの有名人好き。」と言って笑っていたシーンの背後にある洞穴なども確認できます。
 そして物語もいよいよ佳境。あゆみが皆の前に姿を現し、俊也にハワイアン・ジュエリーを渡した高架橋下の砂浜
は、大磯町役場のすぐ裏手の海岸です。かなり劇中のイメージとは違う雰囲気に戸惑いましたが、やはりここで間違いないようです。
 この作品は総体的に見て、ロケ地の場所さえ判明してしまえば、たどり着くのが比較的容易な所ばかりで、それだけに意外性もありました。ただし、の座礁船だけは別。至近に近付くのはもちろんのこと、写真の地点から所在を確認するのも少しばかり危険が伴います。
 現地を訪れる際は、各自の責任において慎重に行動して下さい。

(2001年09月18日/取材)

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