雫石
Shizukuishi
『空が光ってキインキインと鳴っています』
ガンダの下流部一帯(もしくは海岸付近のみ)を指していたようです。
一見何もない、ただの寂しい谷戸の風景に見えますが、その寂寥感がなんとも言えぬ侘びしさと郷愁、さらには神秘性までをも内包しています。それはひとえに、人を寄せつけぬ地理的位置と、植生や土壌の脆弱さにあるのでしょう。
近い将来、この谷は都市環境整備計画により開発の手が加えられる予定です。その儚さが、谷をより一層寂しげな光景へと映し出しているのかも知れません。
ポラーノ村の人々が、なぜここを「雫石」と名付けたのかは、不明のままです。
《賢治の世界では・・・?》
『雫石』 ★出典:特になし(断片的に登場)
イーハトーヴの中核ともなる小岩井農場の西にある町。若き日に賢治もたびたび訪ている。短編『秋田街道』において、賢治がアザリア同人誌の仲間たちと夜通しの徒歩旅行を敢行、その道程で雫石も通っている。
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